皮膚科で治療しても、赤ら顔や赤鼻、頭皮のフケ痒みの脂漏性皮膚炎が治らないのなら、どうすれば完治するのでしょうか。

 ここからは、僕が脂漏性皮膚炎完治のために、実際に行った治し方の具体的な方法を紹介したいと思います。




そもそも、脂漏性皮膚炎は、

①皮脂が過剰に分泌される。
②それを餌とするマラセチア菌が異常に繁殖する。
②遊離脂肪酸が増えて皮膚に炎症が起きる。

ということで発症します。これを治していくためには、

①皮膚の炎症を抑える。
②異常に繁殖したマラセチア菌を殺す。
③保湿することで皮脂の過剰分泌を抑える。
④体質改善を行う。

ということを行うだけで、脂漏性皮膚炎は、本来、それほど難しくなく完治する皮膚病なのです。

 ここでは、顔と頭皮の脂漏性皮膚炎の対症療法、原因療法に分けて説明していきます。

目次

脂漏性皮膚炎による赤ら顔・赤鼻への対症療法

脂漏性皮膚炎の炎症を薬で抑える

 脂漏性皮膚炎を治すためには、まず、赤くなっている顔の炎症を抑える必要があります。このためには、薬がないと治すのは非常に困難です。

 炎症を抑える薬としては、ステロイドかプロトピックのどちらかが必要です。まずは、皮膚科に行って、これらを処方してもらいましょう。ステロイドの副作用などが心配の方は、プロトピックを処方してもらうといいでしょう。

 本来、どちらかの薬を塗布することで、脂漏性皮膚炎の炎症の赤みは、適切な保湿剤と一緒に使うと抑えられるものです。

 でも、それで治らないのは、「皮膚科で脂漏性皮膚炎が治らない理由」で書いたように、保湿剤としてヒルロイドか尿素、あるいはワセリンを一緒に処方されているのが大きな原因です。

 こうした保湿剤を使っている限り、いつまでたっても脂漏性皮膚炎は治りません。それどころか、この保湿剤とステロイドやプロトピックを長々と使っていると、治るどころか慢性化して根治困難な「酒さ様皮膚炎」というやっかいな皮膚病になりかねません。

 初期の段階で、薬や保湿剤の使い方を間違うと、どんどん悪化してしまうのが脂漏性皮膚炎の怖いところです。こうしたことを、ご存知な皮膚科の先生は、国内でも調べた限りごく少数です。おそらく、近くの皮膚科医にはいらしゃらないでしょう。

 取りあえず、皮膚科で処方される保湿剤を使わずに脂漏性皮膚炎の治療を進めましょう。



ステロイドで抑える

 僕の場合、家の近くにある皮膚科は、2時間待たされて診察は10秒というところです。それが嫌なので、AmazonでフルコートF軟膏というステロイドを800円ほどで購入しました。これを10日ほど使うと、真っ赤だった症状が少し赤いかなあという程度までに収まりました。

 最初の3日間ほどは、夜の風呂上りだけ塗っていたのですが、改善される気配がないので、朝の洗顔後にも塗り始めると、徐々に効果が出てきました。

 しかし、そこから普通の肌に戻るまで改善することはなく、現状維持の状態で止まったままでした。ステロイドは2週間以上継続して使用すると、副作用として皮膚萎縮と毛細血管拡張の症状が出たり、酒さ様皮膚炎になることがあるので、プロトピックに切り替えることにしました。

プロトピックで抑える

 今度も皮膚科には行かず、薬をネットで輸入販売している「オオサカ堂」という会社から購入しました。どこのサイトから購入しようか、いろいろ調べたのですが、結局、ここが一番安くて送料無料だったのが選んだ理由です。

 ただ、プロトピックには、結構な割合で副作用として、塗ってから顔の赤みや火照りが長い人で1週間ほど出る場合があるようです。

 それで、プロトピックを塗った初日に赤みが出ると「私にはこの薬は合わない。」と思って止めてしまう人が多いようです。せめて、1週間は様子を見る必要があるんじゃないかと思います。

 僕自身も、夜に塗ると、しばらくすると顔が赤くなりましたが、朝には引いてました。そして、朝の洗顔後に塗ると、夕方まで赤くなっていました。こういうことが3日間続きましたが、それ以降は、赤くなることはありませんでした。

 購入したのは、プロトピックのジェネラル医薬品(特許期間が満了した後で発売されて、主成分が同じなのに価格が安い医薬品)の「トップグラフ軟膏」というものです。皮膚科に行かずに、もし、ネットで購入するのであれば、主成分が同じなのに、伸びもよくて価格も安いこちらの方をお勧めします。


トップグラフ軟膏(Topgraf Ointment)0.1%

 トップグラフ軟膏を塗り始めてから、2週間ぐらいたつと、顔の赤みはほぼなくなりました。

 結局、フルコート軟膏を2週間、トップグラフ軟膏を2週間塗ることによって、僕の脂漏性皮膚炎は完治しました。もちろん、これから書きますが、併せて、殺菌と保湿、生活習慣の改善を行った結果です。

脂漏性皮膚炎の原因菌を殺菌する

 脂漏性皮膚炎を治すためには、ステロイドやプロトピックで赤くなっている炎症を抑えるのと同時に、脂漏性皮膚炎の原因菌である増えすぎたマセラチア菌を殺菌する必要があります。

脂漏性皮膚炎の赤鼻・赤ら顔の殺菌

 脂漏性皮膚炎の赤鼻・赤ら顔の原因菌であるマラセチア菌の殺菌には、2つの方法があります。



弱酸性次亜塩素酸水での殺菌

 弱酸性次亜塩素酸水ってあまり聞いたことがない方が多いと思いますが、非常に強い殺菌力・消臭力・洗浄力があるにもかかわらず、人畜無害のという性質を持ったものです。

 これは、脂漏性皮膚炎の原因菌であるマセラチア菌はもちろんのこと、新型インフルエンザウイルスやノロウイルス、O-157はもとよりボツリヌス菌・ウェルシュ菌などの枯草菌まで、菌種を選ばず殺菌することが可能なものです。

 しかも、弱酸性次亜塩素酸水は殺菌すると瞬時に水に変わるので、歯科で虫歯・歯周病治療に使われたり、その他の医療施設や食品加工所など幅広い場所で使用されているほど安全なものです。このため、脂漏性皮膚炎の原因菌の殺菌のため顔や体に吹きかけても、まったく問題はありません。

 脂漏性皮膚炎で悩んでいる人のサイトを見ても、弱酸性次亜塩素酸水で殺菌していて評判もいいのと、殺菌クリームのようにいちいち塗り込まなくても、風呂上りや朝の洗顔後に、シュッと吹きかけるだけなので簡単です。

 そこで、早速、購入しようと近所のドラッグストアーや薬局を何件か回りましたが、どこにも置いてませんでした。それで、ネットで探して、Amazonで「弱酸性次亜塩素酸水 除菌モーリス 400mL」というものを、取りあえず700円程で1本購入しました。

 脂漏性皮膚炎の方がこの弱酸性次亜塩素酸水を朝晩、顔に吹きかけて、赤みが改善したというネットの書き込みが結構多かったので、期待をしながら、お風呂上りに顔に吹きかけました。塩素の臭いが数秒間ほど残りますが、何の刺激も感じることもなく、ホント、ただの水に変わります。

 が・・・・・・・・、1時間ほどすると、顔が赤く変化。

 そう、僕の肌は、この程度の刺激にも耐えることができないほど脂漏性皮膚炎で弱っていたのです。残念ながら、僕には合いませんでした。

 それで、しかたなく、別の殺菌方法を探すことになりました。

 たった1回しか使用しなかったのですが、弱酸性次亜塩素酸水の使い道はほかに沢山あります。強烈な殺菌・消臭力があるので、お風呂上りに腋や股間にかけたり、靴や枕カバー、布団にシュッシュしたりして使ってます。ちなみに、テレビでよく宣伝しているファブリーズよりも効果は強力です。靴の臭いなんかは一瞬で消え去ります。

抗真菌剤のニゾラルクリームによる殺菌

 弱酸性次亜塩素酸水が残念ながら肌に合わなかったので、皮膚科で処方される抗真菌剤のニゾラルクリームを使って殺菌することにしました。これも、オオサカ堂で購入。


ニゾラルクリーム(NizoralCream)2%

 このニゾラールクリームは脂漏性皮膚炎の僕の肌に合っていたようです。塗った後、赤くなったり、肌荒れを起こすこともありませんでした。

 ニゾラルクリームの塗布は、1日1回より2回の方が臨床実験で効果が出ているそうなので、朝晩の2回使っていて、塗る順番はこのようにしていました。

風呂上り・朝の洗顔後 ⇒ セラミド化粧水で保湿 ⇒ ステロイド(2週間後はプロトピック) ⇒ ニゾラルクリーム ⇒ セラミドゲルで保湿

絶対にやってはいけない殺菌方法

 弱酸性次亜塩素酸水とよく似た名前の次亜塩素酸ナトリウムを成分とする家庭用漂白剤「ハイター」をお風呂に入れて、脂漏性皮膚炎の皮膚を殺菌することを無責任にも勧めているサイトもありますが、これは絶対にやってはいけません。

 弱酸性次亜塩素酸水は瞬時に水に変化するので人畜無害ですが、次亜塩素酸ナトリウムは、変化することなくアルカリ性のままなので、正常な皮膚であっても、大きなダメージを受けてしまいます。ハイターの注意書きには、使用する時には、炊事用手袋を使うようにと書かれているほどです。

 その割に殺菌力は、弱酸性次亜塩素酸水の80分の1ほどしかないことや、手荒れ、環境負荷が大きいことなどを厚生労働省が発表しています。

 ましてや、脂漏性皮膚炎でダメージを受けているお肌でこれをやると、取り返しのつかないことになりかねません。

 仮に、この方法で脂漏性皮膚炎の症状が治まった方がいたとしても、それは、ただ単に運が良かっただけで、ほとんどの人は、間違いなく悪化するはずです。そのような、大きなリスクがあることをしなくても、脂漏性皮膚炎は治りますので。

脂漏性皮膚炎の体の殺菌

 脂漏性皮膚炎の症状で多いのは、顔であれば額や眉毛の上部のいわゆるTゾーンや鼻わきから頬にかけての部分、顔以外では頭皮、耳の内側、わきの下、おへそ、鼠径部などがあります。

 脂漏性皮膚炎の人は、顔を触った手で体に触れるたりなどすることで、皮膚が弱った状態の時などに体のいろいろな場所にうつることがあります。実際、僕も顔以外に、右耳の後ろ、右の太ももの内側と左の腰のあたりに症状が出ていたので、体も殺菌していました。



コラージュフルフル泡石鹸による殺菌

 ネットを検索していると、結構多くの脂漏性皮膚炎の人が絶賛しているのが、持田ヘルスケアの「コラージュフルフル 泡石鹸 ピンク 300m L (医薬部外品)」でした。

 Amazonから2千円弱で購入し、商品が届いてすぐその夜の入浴時に使いました。

 が・・・・、風呂から上がってしばらくすると、体のあちこちが赤くなってしまいました。

 せっかく期待していたのに、僕の肌には合わないみたいでした。化粧品でも何でもそうですが、お肌に触れるものには、人それぞれ合う合わないがあって、難しいですね。

 でも、多くの脂漏性皮膚炎の方に効果が実際に出ている石鹸なので、一度使ってみることをお勧めします。

柿渋石鹸による殺菌

 ということで、再び体を殺菌する石鹸を探すことに。

 ネットでの脂漏性皮膚炎の体験談として、「体を殺菌するため、柿渋石鹸で体を洗ったら、痒みや体の臭いが無くなって、すごく調子が良くなった。」という書き込みがたくさんあったので、早速、Amazonで検索して「薬用柿渋石けん 100g」なるものを400円程で購入。

 しかし、使った初日の風呂上りに体をふきながら、鏡を見てみると、胸のあたりに蕁麻疹のような赤いぽつぽつがたくさんできていてビックリ。幸い大したことなく、翌朝には赤みが無くなっていました。

 それで、このせっけんを使うのはあきらめて、Amazonのカスタマーレビューで高い評価が多かった「薬用柿渋 ボディソープ 550mL 【医薬部外品】」を700円程で購入しました。

 メントールが入っていて、洗い上がりがすっきりして気持ち良かったのですが、同じように胸のあたりが赤くなる症状が出たので、もったいないですが、これも止めることに。

 僕には、この2つの柿渋石鹸は合わなかったのですが、もし、これがお肌に合って、脂漏性皮膚炎の改善につながるのであれば、すごくラッキーだなーと思うので、金額的にも安いのでチャレンジしてみるのも一つの方法ですね。

 「僕には、柿渋石鹸は合わないのかなあ。」と思っていたのですが、ネットの書き込みで「脂漏性皮膚炎が治った。」と何人もの人が実際に使っていた柿渋石鹸を、これで最後にするつもりで購入することにしました。

 その柿渋石鹸の販売サイトの商品説明には、使い切っても気に入らなければ「30日間返金保証」と書かれていて、販売会社の大きな自信が見られるので、かなり期待感がありました。

 届いてから使ってみると、今まで使った柿渋石鹸と違って、全く肌に刺激はなく、それどころか、さっぱりと洗いあがって、少し気になっていた加齢臭も気にならなくなりました。続けて使っていると、太腿の内側や腰の痒みもなくなりました。

 脂漏性皮膚炎の殺菌には、柿渋石鹸なら何でもいいっていう訳じゃなくて、この石鹸は前に使った安い2つの柿渋石鹸と、配合されている成分が違うのでしょうね。

 購入したのは、この柿渋エチケットソーププレミアムという柿渋石鹸です。普通の石鹸より少しお高いのだけが難点なのですが、まあ、僕には合うようなので、今は、脂漏性皮膚炎は治っているのですが、予防のために使い続けています。

 脂漏性皮膚炎で顔や頭以外でも体のどこかがムズムズしたり、痒い方は、おそらくカビが生えているので、ぜひ、渋柿石鹸を試してください。



脂漏性皮膚炎の肌を保湿する

 脂漏性皮膚炎は、保湿不足を発端としておきる皮膚病なので、まずは、適切に保湿をする必要があります。

脂漏性皮膚炎を悪化させる保湿剤

 皮膚科が保湿のために処方するヒルドイドや尿酸含有クリーム、ワセリンは、脂漏性皮膚炎の保湿には効果がないどころか、悪化させるということは、「皮膚科で脂漏性皮膚炎が治らない理由」という記事で書きました。

 僕自身、脂漏性皮膚炎の知識があまりないころ、「まあ、保湿も必要だろうね。」ぐらいしか思ってなくて、それほど大切なことだとは思っていませんでした。

 そんな中、ネットでいろいろな美容クリームを検索していると、「ニベアの青缶」が1万円以上するアメリカの高級美容クリームとほぼ同じ成分なので効果があるという記事をかなりたくさん見つけました。

 「これは、いいものを発見した。やるしかないでしょ!」ていうウキウキした気持ちで、早速、近くのドラッグストアへ行って購入し、何年もニベアを顔に塗ってました。

 その後、なかなか脂漏性皮膚炎が治らない中でいろいろと調べまくった結果、最近になってやっと、ニベアの成分で水の次に多いのが、ミネラルオイル、ワセリンが含まれていることに愕然。

 まあ、健康肌の方なら、これが合う人もいるかもしれないけど、脂漏性皮膚炎の人間としては、最悪なクリームということにやっと気づきました。

 脂漏性皮膚炎では、オイル(油分)とアルコール、尿酸、ワセリン、シリコン、香料、着色剤が含まれていないもので保湿する必要があります。とにかくお肌が弱っているので、刺激のあるものは絶対に避ける必要があるのです。

脂漏性皮膚炎に最適な保湿剤セラミド

 お肌の保湿成分の「セラミド」という言葉は、男性はまず知らないと思いますが、美容に詳しい女性なら何度も聞いたことがあることでしょう。

 セラミドはお肌の一番上の層の角質層というところにあって、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質の一つです。

 細胞間脂質は、水分を蓄えて肌を保湿し、細胞間をすき間なく埋めることで外部からの刺激をシャットアウトしています。

 健康な肌では、28日周期(加齢とともに延びます。)でターンオーバーされて、セラミドがしっかりと作られています。

 しかし、脂漏性皮膚炎では、皮膚の再生機能が劣っていることから、セラミドが少なくなり保湿機能が低下しています。

 このため、生成に28日もかかるセラミドよりも、たった数時間で作ることができる皮脂をいっぱい出してお肌を守ろうとしている状態になっています。その結果、マラセチア菌が異常に繁殖して脂漏性皮膚炎となっているのです。

 セラミドを含む保湿剤は脂漏性皮膚炎の理想的な保湿剤といえます。

 一口にセラミドと言っても、ヒト型セラミド、天然セラミド、植物性セラミド、合成セラミドと種類があります。

 この中でも、ヒト型セラミドは、酵母を利用して製造したもので、人のセラミドと同じ構造なので保水力や浸透性が高く刺激もないものです。

 僕は、お風呂上りに、まず、「セザンヌ スキンコンディショナー 高保湿」という化粧水をつけています。

 もちろん、ヒト型セラミド(セラミドAP,セラミドNP,セラミドEOP)入りなのに、楽天で700円程という、この安さにビックリ。

 しかも、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性と脂漏性皮膚炎の人間にとっては言うことがない化粧水です。これは、脂漏性皮膚炎が治った今でも予防のために使っているものです。

 付け方としては、手のひらに化粧水を適量落とし、両手で広げて、顔全体に塗り広げます。この時、顔をパタパタたたくのではなくて、やさしく塗り広げます。

 その後、両手で顔全体を包み、10秒ほどハンドプレスをします。

 そして、これだけでは、脂漏性皮膚炎で炎症が起きている部分の保湿が完全ではないので、セラミド入りのクリームを使っています。

 いろいろ調べて、セラミド入りで、しかも安い「花王のキュレルの潤浸保湿フェイスクリーム」を購入して、2週間ほど使って使っていました。

 使いながらも、セラミド入りなのに、あまり保湿されないなあと疑問に思っていたところ、ふと気になって、成分を見てみると、セラミドの注意書きで「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」と書かれていました。

 これは、残念ながら、ヒト型セラミドではなく、保湿効果がかなり低い合成セラミドでした。

 キュレルのホームページに書いてあった「肌の必須成分「セラミド」の働きを守り補い、潤いを与える『セラミドケア』。洗顔から化粧水、乳液・クリームまで揃った毎日のスキンケアで、肌を守るバリア機能を助け、肌荒れしにくい ふっくらと潤いに満ちた肌に保ちます。」というのを信じて買ったのに。

 まあ、ヒト型セラミドとは書いてないから、ウソではないけど、ちょっとガッカリ。

 そして、再びヒト型セラミド入りのクリームを探すことに。ドラッグストアー数件とイオンに行ってみたけど、まったく置いてなかったので、ネットで探すことにしました。

 いろいろ調べてみて、ヒト型セラミドがたっぷり入っている「肌◯アクアモイスチャーゲル」というものを楽天で購入して使っています。

 これを使い出してからお肌の調子もよく、ちりめん小皺も消えたので、脂漏性皮膚炎が治った今でも使っています。

 脂漏性皮膚炎を治している時の順番としては、次のようにしていました。

風呂上り・朝の洗顔後  ⇒ 顔全体に「セザンヌスキンコンディショナー」 ⇒ 赤いところにステロイド(2週間後はプロトピック) ⇒ ニゾラールで殺菌 ⇒ 少し時間をおいて、赤いところにセラミド保湿クリームの「肌◯アクアモイスチャーゲル」

 脂漏性皮膚炎が治った今は、次のとおりです。

風呂上り・朝の洗顔後  ⇒ 顔全体に「セザンヌスキンコンディショナー」 ⇒ 少し時間をおいて、脂漏性皮膚炎で赤かったところと目の周り、ほうれい線にセラミド保湿クリームの「肌◯アクアモイスチャーゲル」



顔の赤みを1日中完全に消す方法

 脂漏性皮膚炎で顔の赤みが気になって仕方がない時、外に出たくないなあとか、人と会いたくないなあって思ったことはありませんでしたか?

 僕は、当時そう思ってたんで、どうしても外に出ないといけないときには、帽子を深くかぶって、大きなマスクをして、脂漏性皮膚炎の赤みを隠すようにして出かけていました。

 そんな中、相変わらず脂漏性皮膚炎のネットの口コミを探し回っている日々を送っている中で、一つの薬と出会うことで、日常生活が一変しました。

 それは、「ミルバソゲル(MirvasoGel)」という塗り薬です。僕は、脂漏性皮膚炎が完治するまでの期間で外出する際、顔の赤みを取りたいときには、これを常に使ってました。

 その効果はすごく、塗って5分もすれば、赤みが全くなくなります。ただ、残念なことに、それが一生続くわけではなく、持続時間は人によって、5~12時間程度みたいですが、僕の場合は、10時間程度は完全に顔の赤みはなくなっていました。

 お仕事で通勤されている方でしたら、朝にミルバソゲルを塗れば、帰宅するまで赤みはなくなっているはずです。

 ミルバソゲルは、脂漏性皮膚炎を完治させる薬ではないですが、上手く使うことで、外に出たり、人に会ったりするのも以前のように苦痛にはなりませんでした。

 おそらく、この薬と出会うことがなかったら、僕は引きこもりになっていたと思います。この薬にはすごく感謝してます。

 脂漏性皮膚炎の方は、僕もそうだったように、その症状から人目を気にする人もたくさんいます。皮膚科でも、こういう薬を出してくれたら、精神的にものすごく違うと思うのですが。

 これも、オオサカ堂から、通販で購入しました。

 ちょっとお高いのが唯一難点なのですが、僕の場合は人生が変わるほどの変化をもたらしてくれたので、個人的にコスパは最高だと思ってます。


ミルバソゲル(MirvasoGel)

脂漏性皮膚炎による赤ら顔・赤鼻の原因療法

 皮膚科の先生は「皮脂が過剰分泌されてマセラチア菌が異常増殖したこと。」が脂漏性皮膚炎の原因と言われていますが、僕は、それだけで脂漏性皮膚炎は発症する皮膚病じゃないと思っています。

 というのも、僕は、10代のころから、今よりももっと皮脂で顔はテカテカ、頭皮はヌルヌルだったので、顔のニキビはもちろん、頭ニキビもいっぱいできていて、おそらく、オッサンになった今以上にマセラチア菌が異常増殖していたはずです。

 にもかかわらず、51歳まで脂漏性皮膚炎にならなかったのは、皮脂が増えて、マセラチア菌が異常増殖するだけが、単に原因じゃないはずです。これだけが原因であれば、僕は10代のころから脂漏性皮膚炎になっていないと説明が付きません。

 脂漏性皮膚炎が発症するには、マセラチア菌の異常増殖にプラスして、何らかのターニングポイントがあったり、あるいは、日々の生活習慣が積み重なったりして皮膚の防御機能が弱くなることが起因になると思っています。

 例えば、脂漏性皮膚炎で悩んでいる人のブログを見ても、結構、就職や転勤といった社会的環境の変化やストレスによる影響とか、妊娠やピルの服用による体内ホルモンの変化とか、あるいは、日々の生活習慣の積み重ねがマックスになった時とか、脂漏性皮膚炎が発症するには、何らか個々人のターニングポイントがあるように思えるからです。

 このため、脂漏性皮膚炎がここで書いてきたような対症療法で治ったとしても、そういったものを見直さない限り、再発する可能性が高くなると思います。

 僕が見直した生活習慣とかは次のとおりです。

洗顔方法を見直す

 
 ここは、多分、女性の方は読み飛ばしてもらっても結構かと思います。

 洗顔については、女性にとっては常識でしょうが、男性は非常識なことを続けている人が結構います。

 僕もその一人で、脂漏性皮膚炎になってからも洗顔は、タオルに石鹸を泡立てて、体と同じようにゴシゴシと洗っていました。これは、確実に脂漏性皮膚炎を悪化させます。

 今から思うと、何てことをしてたんだろうね。

 でも、そのころは、洗っても洗っても顔がすぐに皮脂でヌルヌルになるので、これでもかっていうぐらい強く何度もこすって洗ってました。拭き取る時も、タオルでゴシゴシと。最悪・・・ですね。

 それでも、10代のころから何十年も、そんなことを続けてきたけど、51歳で禁煙するまで脂漏性皮膚炎にはならなかったからね。

 脂漏性皮膚炎になった今は、この洗顔方法は間違いだっていえるけど、健康的な肌の時には、これで全く問題はなかったのです。

 脂漏性皮膚炎の治療を始めてから、現在に至るまで、僕の洗顔の仕方は、おそらく一般的な女性の常識とほぼ同じだと思います。

 まず、顔をお湯で湿らせてから、洗顔料をしっかり泡立て、指や手のひらが肌に触れないように優しく洗います。

 そして、泡が残らないようにしっかりとすすいだ後は、タオルを顔に当てるように優しく水気を取ってます。

 僕自身、皮脂の分泌がかなり多い方なので、顔を洗ってもすぐに肌が皮脂でテカテカになったり、角栓ができてしまうことから、やむを得ず朝晩とも洗顔フォームを使っていますが、今のところ、僕にはこれがベストのようです。

 でも、いくら脂ぎっているからって、1日何回も洗顔しないでくださいね。朝晩の2回が上限です。

 ちなみに、洗顔の時の泡立てには、100均のダイソーで売っていた「洗顔泡立て器ほいっぷるん」というものを使っています。これ、ビックリするぐらい細やかな泡になります。洗い流すのも早く済むうえ、今までにないさっぱり感があるし、結構お勧めです。

 顔の洗顔には、殺菌効果のあるコラージュフルフルの泡石鹸や液体石鹸を勧める人も結構いますが、殺菌には別の方法の方が効果があるし、価格も高いので、僕はあまりお勧めしません。

 僕自身、洗顔料は、「牛乳石鹸の青箱」を使っていて、脂漏性皮膚炎の時でも結構お肌の調子もよかったのですが、この「洗顔泡立て器のほいっぷるん」を使い出してからは、固形石鹸じゃ泡立ては無理なので、同じく牛乳石鹸の「カウブランド 無添加泡の洗顔料 本体 200ml」っていうものを使っています。

 これは、セラミドが入っているからなのか、洗顔後も、さっぱりとしていて突っ張りもなく気持ちいいものです。しかも、400円程と価格が安い。

 僕はAmazonのプライム会員だからすぐに届けてもらえるのでネットで買いましたが、これはドラッグストアーでも売ってるんじゃないかな。

 とはいえ、僕みたいにとんでもなく多量の皮脂が分泌される人じゃない限り、洗顔料で朝晩2回洗うのは洗いすぎじゃないかと思います。なぜなら、お肌のバリアーに必要な皮脂やセラミドまでゴッソリと落としてしまうからです。

 もしも、あなたが、もし「水洗顔」だけで皮脂を適度に落とすことができるのであれば、それが刺激が一番少ないので理想的な洗顔方法です。

 脂漏性皮膚炎で女性の方や男性でも皮脂の分泌が少ない方は、一度、「水洗顔」から始めて、それでもヌルヌルするなら「ぬるま湯洗顔」にチャレンジしてみてください。それでダメなら、僕みたいに洗顔料を使った洗顔になります。

 洗顔方法を見直しただけで、脂漏性皮膚炎が改善した方もたくさんいます。

 一口に脂漏性皮膚炎といっても、体質や肌の状態は個人差が大きいので、洗顔回数も「朝晩とも」、「朝だけ」、「夜だけ」いろいろと試行錯誤をしながら、自分に合った洗顔方法を見つけてみてください。



鼻の角栓と脂漏性皮膚炎

 これは僕には当てはまりませんが、ついでなので書いておきます。

 鼻の角栓が気になって、毛穴パックとかでごっそりと取っている人はいませんか?

 鼻の角栓の除去は、健康肌の状態の人が月に1度行う分には何の問題もないようです。しかし、脂漏性皮膚炎の肌は、刺激に弱く、また、これがきっかけに皮脂の過剰分泌が起こるので、症状が悪化することが多いようです。

 僕のように皮脂で顔がドロドロしていた時でさえも、角栓は洗顔だけで落ちてたので、必要ないと思います。

化粧と脂漏性皮膚炎

 これも僕には当てはまりませんが、ついでなので書いておきます。

 脂漏性皮膚炎を治していくためには、もちろん化粧をしないのが一番です。でも、会社に勤めていて顔の赤みを隠したい方などは、そうも言ってられないですよね。その場合、少なくとも、脂漏性皮膚炎を起こしている部分には、クレンジング不要の化粧品を使うべきです。

 クレンジングは、とにかく洗浄力が強すぎて皮脂までごっそりと落としすぎてしまうので、脂漏性皮膚炎の治療の妨げになります。このクレンジングを止めただけで、脂漏性皮膚炎が改善に向かった女性の方もいるほどです。

 ただ、脂漏性皮膚炎でも目の周りが赤くなっていない方なら、アイメイクなどの部分はメイクアップリムーバーで落としたほうが無難です。上手く使い分けて脂漏性皮膚炎の完治を目指しましょう。

頭皮の脂漏性皮膚炎が発症するまで

 僕は思春期のころからずっと皮脂が大量に出る体質で、顔はテカテカ、頭はヌルヌルで、ニキビが顔はもちろん、頭にもよくできていました。

 いろいろなシャンプーを替えても頭のヌルヌルが治まらなかったのですが、ふと、「体を洗っている石鹸で頭を洗ったらどうなるんだろう。」と思って、「牛乳石鹸の青箱」で頭を洗ったところ、ヌルヌルもなくなって、頭ニキビもできなくなりました。

 それ以来、51歳で禁煙をしたとたん脂漏性皮膚炎になるまで、ずっとこれで頭を洗っていました。

 さすがに、脂漏性皮膚炎になると牛乳石鹸では症状が良くなることはありませんでした。フケが今までに見たことないほど大量に出て、痒みも収まりません。

 ここからは、僕が頭皮の脂漏性皮膚炎完治のために、実際に行った方法を紹介したいと思います。

脂漏性皮膚炎による頭皮のフケ・痒み等への対症療法

 頭皮の脂漏性皮膚炎を治す方法は、赤ら顔・赤鼻のところでも書きましたが、基本的に同じです。

①皮膚の炎症を抑える。
②異常に繁殖したマラセチア菌を殺す。
③保湿することで皮脂の過剰分泌を抑える。
④体質改善を行う。

ということを行うだけです。

脂漏性皮膚炎の炎症を薬で抑える

 脂漏性皮膚炎でも、フケが出て痒い程度の症状で、頭皮の炎症がそれほどでもない方は、ここを飛ばして、次の「脂漏性皮膚炎の原因菌を殺菌」から始めてください。

 僕の場合は、頭皮のところどころが赤く炎症を起こしていたので、液体のステロイドで炎症を抑えました。

 「【指定第2類医薬品】デルマレチゾンHD 20mL」という薬をAmazonで500円程で購入しましたが、おそらく、近くの薬局でも売っていると思います。

 お風呂上りに、髪の毛をバスタオルで拭いた後、脂漏性皮膚炎の炎症を起こしている部分につけていました。僕は10日ほどで炎症が治まりました。

 この時点では、まだ、脂漏性皮膚炎の治療に必要な保湿は行いません。炎症が治まった時点から、保湿を行っていきます。

脂漏性皮膚炎の原因菌をシャンプーで殺菌する

 ドラッグストアーなどで売っているシャンプーや石鹸で頭を洗っている方は、今すぐやめましょう。

 こうしたシャンプーは、健康な頭皮の方を対象としたものなので、脂漏性皮膚炎で弱っている頭皮には、洗浄力や刺激が強すぎて、治らないどころか、かえって悪化する可能性もあります。

 脂漏性皮膚炎は、マラセチア菌の異常繁殖が原因となっているので、殺菌効果のあるシャンプーで頭皮を洗浄する必要があります。

薬用柿渋ボディソープ

 僕は、体を殺菌するために、柿渋が含まれたボディソープを購入していたので、頭にも試してみました。

 すると、頭皮の痒みは収まらないどころか、胸のあたりに蕁麻疹のような赤いポツポツができたので、1回使っただけで止めました。

コラージュフルフルスカルプシャンプー

 次に、コラージュフルフルスカルプシャンプーを試してみました。

 このシャンプーは、多くの皮膚科の医師が脂漏性皮膚炎の治療に推薦しているもので、口コミサイトでも「効果があった。」と脂漏性皮膚炎で悩んでいる数多くの人が絶賛しているシャンプーです。

 コラージュフルフルスカルプシャンプーには、抗真菌成分としてミコナゾール硝酸塩とアミノ酸系洗浄成分、オクトピロックスが含まれているので、まさに脂漏性皮膚炎のためのシャンプーだといえます。抗炎症成分が含まれていないのが少し残念な点ですが。

 ただ、成分にメントールが含まれているので、少し嫌な感じがしていましたが、皆さんが絶賛しているので購入することにしました。

 これで頭を洗うと、メントールが含まれているので、スッキリ感があります。評判通りのシャンプーなので、これで頭皮の脂漏性皮膚炎が治ればいいなあと思ってました。

 でも、お風呂を上がってから30分ぐらい経過すると、頭がやけに痒くなってきて、洗面所の鏡で見てみると、頭皮に赤いブツブツがいくつもできていました。

 すぐに、牛乳石鹸を使って洗い流すと、幸い翌日にはブツブツは収まっていました。

 以前に使った柿渋シャンプーにもメントールが含まれていたので、今まで気づかなかったけど、どうやら僕は、メントールアレルギーのような気がします。

 僕は、このシャンプーにかなり期待していただけに、ショックでした。

カダソンスカルプシャンプー

 ということで、また、シャンプー探し。

 ネットで調べていると、脂漏性皮膚炎に効果があるというカダソンスカルプシャンプーというものを見つけました。

 成分を調べてみると、グリチルリチン酸2Kには抗炎症作用があるし、それに、コラージュフルフルスカルプシャンプーには含まれていなかったサリチル酸には抗菌作用もあります。

 シロキクラゲエキスには保湿作用があり、石油系界面活性剤は使われていないし、添加物未使用で、それに、メントールも含まれてません。

脂漏性皮膚炎を治すためには、

①皮膚の炎症を抑える。
②異常に繁殖したマラセチア菌を殺す。
③保湿することで皮脂の過剰分泌を抑える。

ことが必要ですが、すべての条件をクリアしています。

 僕は、この「カダソンスカルプシャンプー」を購入することにしました。

 賭けみたいな気持ちで購入したのですが、これは僕に合っていました。1か月ぐらい使用していると、フケも痒みもなくなり、よいものに巡り合うことができました。

 お肌に優しいアミノ酸シャンプーなので女性の方が使用しても大丈夫なようです。

 僕の場合、脂漏性皮膚炎が治った後も、シャンプーがまだ余っているので、引き続き使っています。

 3か月ぐらいは使えそうですが、使い切れば、若いころから30年以上使っていた牛乳石鹸青箱に替える予定ですが、これは皆さんにはお勧めしません。

 脂漏性皮膚炎が治った後は、ノンシリコン、アミノ酸系で、石油系界面活性剤や着色料、防腐剤、酸化防止剤など余計なものが入っていないものをお勧めします。



脂漏性皮膚炎の頭皮を保湿する

 保湿のタイミングとしては、脂漏性皮膚炎の頭皮の赤い炎症がステロイドで治まってから始めました。

 頭皮の赤い炎症がなくて、フケや痒みだけの人は、すぐに始めて大丈夫です。

 顔の脂漏性皮膚炎の保湿のところでも書きましたが、同じように頭皮も慢性的にセラミドが不足していてしっかりと保湿できていない状態にあります。

 それを補うため、皮脂をどんどん分泌させてお肌を守っているのですが、その結果、マラセチア菌が異常に繁殖して脂漏性皮膚炎になっています。

 脂漏性皮膚炎を治すには、頭皮も保湿してあげて、皮脂の分泌を抑える必要があります。

 カダソンスカルプシャンプーにも保湿成分は含まれていますが、それだけでは残念ながら不足です。

 僕は、お風呂上りに、顔に付けているのと同じ、ヒト型セラミド配合の「セザンヌ スキンコンディショナー高保湿」という化粧水を頭皮につけています。

 お風呂上りにバスタオルで髪の水分を拭き取った後、髪の毛を真ん中で分けて、頭頂部に数滴落とします。そして、イオンのトップバリューの500円程で売っている「薬用育毛トニック」を頭頂部から生え際までスプレーして頭皮全体に広げています。

 これ、なかなかいいですよ。頭皮のカサカサ感がなくなりました。脂漏性皮膚炎が治っても、使い続けてます。

脂漏性皮膚炎による頭皮のフケ・痒み等への原因療法

 頭皮の脂漏性皮膚炎を治していくため、髪の洗い方を見直しました。

シャンプーの使い方

 ゴシゴシと指を立てて頭を洗っていると、脂漏性皮膚炎で弱くなっている頭皮がますますダメになっていきます。これでは、治るものも治りません。

 僕が行った髪を洗う方法ですが、まず、1分間ほどシャワーのお湯だけで、指が頭皮に当たらないように軽く髪の毛を洗います。

 次に、髪の毛にシャンプーを付けて、同じく指が頭皮に当たらないように髪の毛だけを洗います。頭皮は泡で洗う感じです。

 例えるなら、顔の洗顔の時に、洗顔料をしっかり泡立て、指や手のひらが肌に触れないように優しく洗うのと同じ感覚でシャンプーをします。

 洗った後は、しっかりと洗い流します。

髪の毛をしっかりと乾かす

 僕は、脂漏性皮膚炎になるまでは、風呂上りにバスタオルで髪の毛をふいた後、ヘアートニックとヘアーリキッドを付けて、そのまま自然乾燥させていました。

 でも、これが頭皮環境に悪かったみたいです。髪の毛が湿ったままだと頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、脂漏性皮膚炎を悪化させる原因になるからです。

 僕の場合、まず、脂漏性皮膚炎には刺激が強すぎる資生堂のブラバスヘアトニックを使うのを止めました。

 そして、イオンのトップバリュの薬用育毛トニックに変更しました。これには、殺菌成分と血行促進成分が含まれています。

 血行促進成分が脂漏性皮膚炎にはダメかなって思ったのですが、大丈夫でした。産後の脱毛にもいいようなので、女性も使えるトニックです。

 これを使うと、頭の痒みが発生しません。

 現在、風呂上りは次のようにしています。。

髪の毛をよくふく ⇒ 頭頂部に化粧水を数滴落とす ⇒ すぐに育毛トニックを頭頂部からおでこにかけてスプレーして頭皮全体に広げる ⇒ ヘアリキッド ⇒ ドライヤーで乾かす

 乾かすとき、温風だと刺激のある人は、少し時間がかかりますが、送風で乾かしましょう。僕は、最初は送風で乾かしていて、脂漏性皮膚炎の症状が改善してきてから温風で乾かすようにしていました。

脂漏性皮膚炎による赤ら顔や赤鼻・頭皮共通の原因療法

 これまで、脂漏性皮膚炎による赤ら顔・赤鼻と頭皮に対する対症療法と原因療法を分けて書いてきましたが、ここからは、両方の症状を治すためのものです。いわゆる体質改善的なものが含まれています。

漢方薬の服用

 僕は、脂漏性皮膚炎をどうしても完治させたかったので、治療期間中はいろいろなものをすべて試していました。そうした中で、かなり効果を感じていたものとして「十味敗毒湯」という漢方薬がありました。

 この薬は、化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、急性湿疹、水虫に効果があるといわれてます。

 脂漏性皮膚炎の治療中は、これを4錠ずつ食間に飲んでました。

 ただ、サプリと違って、やはり薬には違いないので、完治した今は飲んでいません。

サプリの力を借りる

 脂漏性皮膚炎を治療している時に僕が飲んでいたサプリです。脂漏性皮膚炎の再発が心配なので、今でも飲み続けています。

ビオチン

 ビオチンは、別名ビタミンHとも呼ばれていて、皮膚の健康を保つ働きを助ける成分です。脂漏性皮膚炎の顔の炎症の緩和に加えて、頭皮の状態も整えるので、抜け毛や白髪予防にもよいといわれています。

 僕自身、脂漏性皮膚炎になった最初からビオチンを飲んだのではなくて、途中から服用したのですが、確かに、飲み始めてから、風呂上りに抜け毛が確実に減ったのを実感しています。それと、爪の根元の半月部分がすごく鮮やかになって、爪の形も長くなりました。

 もちろん、ビオチンは医薬品ではなく、僕自身の効果も医学的に実証されたものではありません。

 誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、僕が藁をもつかむ思いで脂漏性皮膚炎に良いといわれているものを手当たり次第にたくさん試している中で、久しぶりにいいサプリに出会ったと思っています。

 ビオチンを探してドラッグストアーを回ったのですが、どこにも置いていなかったので、Amazonで購入しました。これが、ビオチン含有量と価格のバランスで一番コスパが良かったものです。これは、朝晩の食後に1錠を飲んでいます。

ナトロール(Natrol) ビオチン 10000mcg 100タブレット

乳酸菌抽出物LFK配合のサプリ

 LFKとは、乳酸菌エンテロコッカスフェカリスFK-23菌を特殊処理で細かく砕いたもので、血圧治療剤、酒さ治療剤、抗アレルギー剤として特許を取っている成分です。

 LFKは酒さの赤ら顔の炎症を抑える効果があり、脂漏性皮膚炎にも効果が見込まれるので、これを含んだサプリを探しました。

 これも近くで売ってなかったので、@cosmeの口コミでも評判の良かったLFK配合のサプリ「カルグルト」というものをネットで購入しました。これは、粉末のもので、夕食後に1包を水に溶かして飲んでいます。

 顔の赤み対策として購入したのですが、腸内環境もよくなったのでしょうね、便秘気味だったのに便通が良くなりました。

 僕が購入したのは「カルグルトのお試しコース」というもので、毎月送られてくるのですが、金額的にもお得なのでこれにすることにしました。

 ただ、卵や乳製品アレルギーのある方は、このサプリは飲まないほうがいいみたいです。

ビタミンB群・パントテン酸・ビタミンCのサプリ

 これら以外にサプリは、お肌に良いとされるビタミンB群、パントテン酸を含んだ「DHC ビタミンBミックス 60日分 120粒」を朝晩1錠と「小林製薬の栄養補助食品 ビタミンC お徳用 約60日分 180粒」を毎食後に1錠を近所のドラッグストアーで購入して飲んでいます。



糖質を控える

 脂漏性皮膚炎で原因となる皮脂の成分で多くを占めているのが中性脂肪です。これは、糖質の過剰摂取も原因の一つとなっています。

 糖質は、通常、体を動かすエネルギーとして使われるのですが、運動不足とか、体の基礎代謝量が低かったりたりすると余ってしまい、中性脂肪として、体の中にどんどん蓄えられてしまいます。

 そうすると、皮脂が過剰に分泌されて脂漏性皮膚炎や肥満の原因になったりします。

 糖質は、甘いお菓子や飲み物だけじゃなくて、ご飯やパン、麺類、イモ類、果物に多く含まれています。つまり、主食のご飯が砂糖を食ってるのと同じと言えばわかりやすいかも。

 とはいえ、100%糖質をカットすると、生きていくのが嫌になります。

 僕の場合、普段はご飯やパン、麺類は食べてません。でも、緩やかな糖質カットで、朝は糖質の多い野菜ジュースを2杯飲んでいますし、夕食のポテトサラダやコロッケなどは普通に食べています。

 そして、月に1日だけ好きなものを食べていい日にして、大好物の吉野家の牛丼やラーメンを食べに行ってます。

 そして、糖質制限をしていると、副次的な効果もありました。僕は身長171cmで体重が70kgだったのですが、運動をするわけでもなく、この食事制限をしただけで、60kgまで減量できました。お腹が少し出ていて恥ずかしかったのですが、今はぺっちゃんこです。

カフェインの摂取を止める

 何度も書いていますが、脂漏性皮膚炎には、物理的であれ、体の中からであれ、刺激が禁物です。

 僕は、コーヒーが大好きで、朝、昼、晩と1日3杯飲んでいたのですが、これを止めました。あれほど好きだったのに、ずっと飲まないでいたら、別に飲まなくてもすむようになりました。

 カフェインは言うまでもなく刺激物なので、治療している期間だけでも飲むのを止めましょう。

アルコールを控える

 アルコールは、百薬の長ともいわれることもありますが、それは、少量を飲んだ時のことです。僕の場合、脂漏性皮膚炎になった当時、毎日、ビールの350mlを夕食時に2本、風呂上りに1本、そして、寝るまでに焼酎の水割りを6杯飲んでいました。

 これを、夕食時にビール1本、寝るまでの焼酎の水割りを1杯へと変更しました。本当は、禁酒すればいいのでしょうが、酒好きの僕には絶対無理なので、自分の限界まで落としました。

 まあ、酒を完全に止めるぐらいなら、別に脂漏性皮膚炎で顔が真っ赤になったままでもいいと思ってるくらいの酒好きだったんで、この程度に抑えて治ったのはラッキーかもしれません。

 でも、アルコールは脂漏性皮膚炎にとって刺激物なので、アルコール断ちをするのが、完治への近道だと思います。

禁煙する

 僕自身、実は、タバコを1日60本以上吸うヘビースモーカーでした。それを8年前に禁煙したのですが、そこから鼻や頬が赤くなる脂漏性皮膚炎が始まりました。

 おそらく、タバコからニコチンの摂取ができなくなったんで、体内のホルモンバランスを崩したのが原因だと思います。

 今は全く吸っていませんが、脂漏性皮膚炎にはニコチンとか煙とか、タバコにいいことは一つもないので、喫煙者の方は、ぜひ、禁煙にチャレンジしてみてください。

 一人で取り組むのが難しい人は、今は、健康保険が適用される禁煙外来もあるので、一度相談してみるといいと思います。

紫外線を避ける

 禁煙をしたころは、脂漏性皮膚炎の知識もなく、「鼻が赤いのは菌が増えているのが原因だから紫外線で殺菌だ!」と思い込んでいて、毎日、ウォーキングの度に公園のベンチで30分ほど上を向いて紫外線を浴び続けていました。

 その結果・・・日焼けして肌が黒くなっただけで、赤みは全く解消しないどころか、症状がひどくなってきました。

 今から思えば、何てバカなことをしてたなあって思います。脂漏性皮膚炎には、紫外線は大敵です。紫外線を避けるには、帽子、日焼け止めなどを使ったUVケアが有効です。女性なら日傘ですね。

 僕は、花王やロート製薬、メラージェ、コーセーと日焼け止めを使ってきたけど、ベトベトしたり、顔が赤くなったりと肌に合いませんでした。

 そんな中、やっと巡り合えたのが「ニベア サンプロテクトウォーターゲル」(SPF50 PA+++)でした。これは、あっさりした化粧水みたいな感じで、ベトベトしたり、肌荒れもしないのでお気に入りです。皆さんも、自分のお肌に合った日焼け止めを使いましょう。

適度な運動をする

 適度な運動を日常の習慣にすることで、体内の健康を保って、脂漏性皮膚炎を治りやすくしていきます。何か運動をしている方は、そのまま続けるといいでしょう。

 運動といっても、普段何もしてない方がいきなりジムに通ったりジョギングを始めたりする必要はありません。エスカレーターの登りを階段を使ったりする程度でも習慣にすると体調は変わってくるはずです。

 僕の場合、自営業で1日中パソコンの前に座っていて、かなり運動不足の状態だったんで、夕方に1時間程度のウォーキングを日課にしました。

その他

 体をなるべくリラックスさせましょう。

 睡眠時間をきっちりと確保して、お肌がしっかりとターンオーバーできるようにしましょう。それと、難しいことですが、ストレスを溜めないも大切です。


 僕が脂漏性皮膚炎を治した方法を、長々と書いてきましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。あなたの脂漏性皮膚炎が完治することを願っています。

 脂漏性皮膚炎であれば、この方法で治るはずです。もし、これを試しても治らないのなら、異なった皮膚炎の「酒さ様皮膚炎」の可能性があります。

 こちらの記事を参考にしてみてください。

「皮膚科で治らなかった酒さ様皮膚炎の治し方」